【観光情報】サンビサリ寺院

( 英: Sambiari Temple、イ: Candi Sambisari )

9世紀に建てられたヒンドゥー教寺院。

1966年7月に農民に偶然発見されるまで、ムラピ山からの火山性堆積物で覆われ、約6.5mの地中に埋もれていた。1966年9月以降、プランバナンの国立建築研究所とガジャマダ大学の共同調査が実施され、1975年から1977年にかけて、50m × 48mの広大な敷地のなかに、本堂 ( 一辺が13.65mの正方形型、高さ7.5m ) と3つの小堂 ( 一辺が4.8mの正方形型 ) が発掘された。発掘当初は基壇と本体の一部以外は損壊しており、修復作業は1986年まで行われた。

本堂はシヴァ信仰を背景として造られており、内部にはリンガとヨニ、外壁にはドゥルガー像、ガネーシャ像、アガスタ像が残されている。本堂にあったカーラとナンディは1971年に盗掘に遭い遺失した。

敷地内からは数多くの像や陶器が出土しており、1976年には本堂の台座の下からシヴァ神を称える碑文が記された金が発見されている。

寺院遺跡敷地内には小さな博物館が併設されており、サンビサリ寺院について詳しい情報が公開されており、出土品も展示されている。


【 基本情報 】

入場料 Rp 10,000
※大人・子ども同額
※クレジットカード払い不可
営業時間 7:00 – 17:00

【 行き方 】
公共の交通機関はありません。バイク・車をチャーターしてお出かけください。
ジョグジャカルタ市内からバイク・車で40分。
プランバナン寺院からバイク・車で15分。


ツアー情報
プランバナン寺院のツアー日程に組み込み可能です。
各ツアーのコンタクトフォームに「サンビサリ寺院追加希望」と書いてお問い合わせください。

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《ジョグジャカルタ・ボロブドゥール発着》
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